難破船
恋愛詩
難破船
夏の朝の海水くらいの
冷たさで僕を突き放した
彼女の微笑みは猫そのもの
錨をなくした僕は
それからずっと難破船のまま
焼肉を食べても砂の味
夜もうまく眠れない
でもいつまでも
くよくよしてはいられないし
携帯電話をゴミ箱に突っ込んだ
天国か来世でまた会おう
そんときはよろしく
- 掲載されている作品の著作権は笠原メイ様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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