風と冬空のパレット
この世界は ままならないことで あふれている 周りの人たちから 理不尽なことを言われても それでもわたしは 前を向くことを忘れない あなたが笑顔をくれたから あなたに笑顔を 見てもらいたいから
この世界は ままならないことで あふれている 周りの人たちから 理不尽なことを言われても それでもわたしは 前を向くことを忘れない あなたが笑顔をくれたから あなたに笑顔を 見てもらいたいから
吐く息が凍る朝の舗道で かじかんだ私の手を あなたは握ってくれる いたずらっぽい笑みを湛えて やさしい私のお日さま 胸の片隅 いつも佇んでいるの 大きな温かい手で ぎゅっと握られた あなたの体温
この想いが届かなくても 星は夜の配置につく 世界になんの変化もなくて ありふれた日常が また淡々と巡ってくる そう思うと少しおかしくて 小さく息が漏れた 悲しいんじゃなくて 寂しいのでもなくて その途方もなさに 目が回るだけ
差し込んだ光が 彼を照らす 長いまつ毛 大きな瞳 わかってる 視線の行き先 わかってる 愛おしそうな瞳 甘い彼女に 惹かれているのね 彼女を見つめる瞳 悔しいけど とても素敵 甘い彼女に 惹かれているのね
枝分かれの道を じっと黙して立っている 勢いよく息を吸い込んで なんとなく 惑わない方向へと進もうか 意思の道しるべ 目を凝らして尋ねるより 委ねてみるの わたしのハートに 振り向いた時 ターニングポイントだったと 後から気づけるように
さわやかなアイスブルー 月日の流れは 手を伸ばしてもつかめない 白い夕月 猫の爪のよう 慎重にあつかわないと いつまでもうるさい君 たしかにそばにいる存在 唯一の存在感で 名前のつけようがない 強い輝きで惹きつける わたしのカリスマ的な天体
色彩をのせて 過ぎていく日々 あなたのせいよ 深く沈む濃紺 静寂の銀 淡くにじむ薄桃 呼ぶ声は青藍 はじけた笑顔の金 あなたのせいで 心の奥はいつでも紅 透明なわたしに 色彩をのせて 輪郭を描いた きらめくあなた
永遠になる あなたは 永遠になる わたしと別れて あなたが望むすべてのことは 永遠になる わたしはひとり 打ち捨てられて 夜の間際を漂うように
フレンチシックに合わせた 白のオペラシューズ けだるい体を捻じ込んで 今日もルーティン 「いつもの」はまだ 口にできず なめらかなオーダーは 決まってフレンチロースト 幾度も星が巡って 馴染んだ香りを連れて 伊達メガネの先に広がるのは 偉そうに重く構える戯曲 ここでいつも待ってる 戻ってくるのを待ってる わたしと彼と同じ ガラクタが見つけるのを待ってる
どこかにある わたしの居場所 小春日和のようなら どんなにいいかと 想像していた「いつか」 ようやくわかった わたしの居場所 どこかにある わけじゃなかった 用意されてる わけじゃなかった あなたとつくった 陽だまりの世界 わたし達の 特別な居場所