ブランケットの下で会おうよ
ふわふわの ブランケット あなたの存在 あまりにも 当たり前で でも 当たり前じゃなかった 優しい視線に包まれて 臆病なわたしも 心を決めた あたたかな はちみつ色に 飛び込んでいこう ブランケットの下で 会おうよ そして二人 歩いていけたら
恋の始まりと、恋の終わり。終わらない始まりと、ある始まりの終わり。
それが恋愛詩集です。
恋が叶っても、恋が叶わなくても、それは世界でたったひとつの物語。
恋する気持ちが終わることはありません。
あなたの勇気が、一かけらの今を、切ない恋の詩を彩ります。
ふわふわの ブランケット あなたの存在 あまりにも 当たり前で でも 当たり前じゃなかった 優しい視線に包まれて 臆病なわたしも 心を決めた あたたかな はちみつ色に 飛び込んでいこう ブランケットの下で 会おうよ そして二人 歩いていけたら
さわやかなアイスブルー 月日の流れは 手を伸ばしてもつかめない 白い夕月 猫の爪のよう 慎重にあつかわないと いつまでもうるさい君 たしかにそばにいる存在 唯一の存在感で 名前のつけようがない 強い輝きで惹きつける わたしのカリスマ的な天体
どこかにある わたしの居場所 小春日和のようなら どんなにいいかと 想像していた「いつか」 ようやくわかった わたしの居場所 どこかにある わけじゃなかった 用意されてる わけじゃなかった あなたとつくった 陽だまりの世界 わたし達の 特別な居場所
わたし一人 涙の朝 枕元に手をのばす 「ひどいこと言ってゴメン」 なぞる指、止めた あなたの恋人になるテスト 最低点だったんだ あなたと彼女の笑い声 うらやましくて こんなことになった だからもういいの 涙を拭いて わたしの朝
おそろいの腕時計 秒針が鼓動のように 動くから あなたがここにいる 1000 キロメートル離れていても 秒針が声のように 震えるから あなたを感じる
悩んだとき 迷ったとき 悲しいことがあったとき 苦しく押しつぶされそうになったとき いつでもそっと導いてくれた 変わらない態度で 変わらない場所にいて 柔らかな光で 進むべき道を照らしてくれる
あなたはどこまでも やさしくて 冷たい 黙って 手を差し出してくれるけど ぎゅっと 抱きしめてはくれない わたしだって いつも 三日月みたいじゃ いられないのに
あの時のあなたを 忘れない まっすぐな眼差し まっすぐな気持ち わたしはあなたを 愛していただけ これからのわたし どこへ行くの たくさんの失敗 たくさんの後悔 わたしはあなたを 愛していただけ
慈しむように時を重ねても 近づく瞬間を 遠ざけることはできない 積み重なる悲しみと不安に これ以上は抱えられないと 目を背け続けたわたし 痛みを伴う争いを いつも無意識に避けてきた君 泣くのはいつだってできる 待ち受ける痛みや苦しさは 何をどうしても軽くなんてできない だから 未来の話をしようよ その先に光を見出そうよ 再び交差できると希望を抱こうよ 二度と運命は重ならなくても 君とわたし 過ごした日々は正しかったと 確かに言えるように “今”に押しつぶされないように 未来の話をしようよ
本当は きっとあなたとの出会い 偶然じゃないと思う 新しいわたしを 教えてくれたから わたしには きっとあなたとの出会い 運命だったと思う 曖昧な思い込み もう隣に あなたはいないけれど あなたも そう思ってくれていたら なんて 想像してみるけど あの曲がり角の先に こんな道があったこと あの時は 知らなかった