少しずつ春の足音が聞こえる、
3月の始まり。
今月の featured poem をお届けします。

今夜、私たちの心に、
静かな波紋を広げるのは、
やな らいや様の恋愛詩、
「20年」。
@yanaliar

窓辺の月明かりの下で、
帰り道の地下鉄のシートで。

心の奥底に眠る、
大切な記憶と、
対話するようなひとときを。

20年

Created by 一かけらの今

後悔が
君の事をまだ
好きだという
想いには繋がらないけど
20年
一人でいる事が
君の事をまだ
好きだという
証拠にはならないけれど
君が知らないアパートを
君がいないアパートを
朝出て
夜帰る
ただそれだけの
20年

名前のない時間を抱きしめて

20年という月日。
それは、一人の少女が大人になり、
少しだけ自信を持ってるようになるほどの、
長い長い時間です。

やな らいや様の
「20年」
という詩を読んでいると、
強張っていた胸の奥が、
ふっと軽くなるのを感じます。

「好きだという証拠にはならないけれど」
という言葉の裏側に、
どれほど豊かな沈黙が流れているのでしょう。

私たちはつい、
誰かを想う気持ちに
「名前」や「理由」をつけたがります。

けれど、ただ淡々と、
君が知らないアパートの鍵を回し、
パンを焼き、夜を迎える。

その繰り返しの生活こそが、
何よりも尊い
「生きることの豊かさ」
ではないかと思うのです。

かつて私が家賃にも事欠くような、
貧しい暮らしをしていた頃、
孤独だけが唯一の贅沢でした。

この詩に描かれる20年も、
決して派手なドラマではないかもしれません。

でも、社会がどんなに騒がしく、
見えない大きな力に立ちふさがれても、
個人の小さな部屋(スタジオ)に流れる
「ただそれだけの時間」は、
誰にも侵されない聖域です。

冬の終わりの冷たい空気の中で、
終わらない片想いを抱えたまま、
それでも朝を迎えて仕事へ向かう。

そんな、格好良くはないけれど、
誠実な恋愛の形を、
この詩は肯定してくれます。

――時は過ぎ去ります。
でも、それは何かを忘れるためではなく、
思い出を自分の血肉に変えていくためのプロセス。

答えを出さずに、
ただ「今」を積み重ねていく。
そんな静かな強さが、
新しい季節を待つ私たちの背中を、
やさしく押してくれる気がするのです。


Une image n’est rien sans vos mots.

― あなたの言葉のない image は、
あなたの言葉なしには何ものでもない

Une image, sans vos mots,
c’est un plan sans voix.

#恋詩絵 Created by 一かけらの今

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for those who still believe in love.
まだ愛を信じている、すべての人へ。

  • 掲載されている作品の著作権はやな らいや様に帰属します。

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