3月の足音が聞こえる、
日曜日の夜。

今夜、
私たちの止まりかけた心に、
静かなリズムを刻んでくれるのは、
Tomomi ☕️様の恋愛詩、
「モールス信号」。
@1001tomom

冬の終わり、
まだ少し冷たい風の中で、
「誰かを想うこと」
の純粋な震えを感じる一篇です。

熱いカフェ・オ・レを片手に、
その微かな信号を、
受け取ってみてください。

モールス信号

Created by 一かけらの今

生まれて良かった…

と思うのは

あなたに出会えたから

消えてしまいたい…

と思うのは

あなたが違う方を向いてる時

あなたと私

モールス信号みたいに

時々分かり合う

ア・ナ・タ・ガ・ス・キ

不完全なリズムを愛するための Esprit

冬の重いコートを脱ぐには、
まだ少し早いけれど、
街を流れる光の粒子が、
どこか春の予感を帯び始める三月。

Tomomi ☕️様の
「モールス信号」を読んだとき、
私はかつて屋根裏部屋で、
壊れかけのラジオから流れる、
ノイズに耳を澄ませていた夜を、
思い出しました。

「生まれて良かった」

「消えてしまいたい」。

この、天国と地獄を短距離走で
行き来するような極端な感情のシーソーこそが、
恋愛の、あるいは「生きること」そのものの、
真実なのかもしれません。

片想いの冬、相手の視線ひとつで、
自分の存在価値がダイヤモンドのように輝いたり、
あるいは古い映画の終わりのように、
静かに消えてしまいたくなったり。

そんな不安定な自分を、
どうか「幼い」なんて責めないで。

「あなたと私 モールス信号みたいに 時々分かり合う」

この一節に、
私はこの上ないやさしさと、
救いを感じるのです。

私たちはいつだって、
誰かと「完璧に」分かり合うことを求めて、
それが叶わないことに、
絶望してしまいます。

けれど、このは教えてくれます。
完璧じゃなくていい、
「時々」でいいのだと。

社会がどれほど複雑で、
めまぐるしく動いているとしても、
私たちの世界は、
結局のところ誰かに送る、
小さなサインでできている。

孤独な発信機である私たちが、
暗闇の中で放つ点と線のシグナル。

それがふいに重なる一瞬がある。
その奇跡のような
「時々」
があるからこそ、
私たちはまた明日も、
この不器用な心臓を、
動かしていけるのでしょう。

たとえ今は、
あなたの送る信号が空を切り、
切なさに震えていたとしても。

この詩が持つ、
素朴で凛とした
「生の肯定」は、
凍えた指先を温める、
一杯のショコラ・ショーのように、
あなたの心にそっと、
寄り添ってくれるはずです。

次は、
あなたの心にある
「点と線」
のお話も、
聞かせていただけますか?


Une image n’est rien sans vos mots.

― あなたの言葉のない image は、
あなたの言葉なしには何ものでもない

Une image, sans vos mots,
c’est un plan sans voix.

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