願い
午前11時。
サン・ジェルマン・デ・プレにある、
とあるカフェ、
或いはカフェではない場所で、
冷えた指先をホットレモネードで温めながら、
東京が夜の7時を迎える瞬間に合わせて、
featured poem のご紹介。
今夜お届けするのは、
Tomomi ☕️様の恋愛詩「願い」。
@1001tomom
SNSのタイムラインに流れる喧騒を、
少しだけミュートして、
言葉の温もりに触れてみてください。
それは、
凍てつく冬の夜に灯される、
一筋のキャンドルのような時間です。
皆様、お好きなドリンクを用意して、
素敵な夜をお過ごしください。
à partir du 25 janvier 2026
一かけらの今 a l’honneur de soutenir
願い

離れそうになると
繋ぎ止める
喧嘩ばかりだね
なのにいないと不安になる
強すぎる言葉は
寂しさの裏返しってこと
何となく分かる
変わりゆく季節を
二人で眺めたい
これからもずっと ずっと…
それはたった一つの私の願い
Un monologue de l’amour.
“Aimer, ce n’est pas se regarder l’un l’autre,
c’est regarder ensemble dans la même direction.”
― 愛すること、それは互いを見つめ合うことではなく、
共に同じ方向を見つめることである
サン=テグジュペリの言葉が、
Tomomi ☕️様の恋愛詩の
「変わりゆく季節を二人で眺めたい」
という一節に重なります。
ソーシャル・メディアの普及を享受しながらも、
誰もが何らかの閉塞感を抱える今、
“誰かとただひたむきに季節を迎える”ことは、
もはや「ダイヤモンドの硬度10」に
近いのかもしれません。
強い言葉という『鎧』を脱ぎ捨てて、
寂しさを分かち合う。
それは、脆く崩れやすい平穏を守るための、
Un petit miracle du quotidien
― 日常の小さな奇跡
です。
1月の寒けき冬の夜、
この一篇があなたの心に、
温かい
― 小さな幸せ
を、そっと灯してくれるでしょう。
fin d’un début
ある始まりの終わり
Une image n’est rien sans vos mots.
― あなたの言葉のない image は、
あなたの言葉なしには何ものでもない
― Une image, sans vos mots,
c’est un plan sans voix.

poetry by Tomomi ☕️
a film by 一かけらの今
illustration by Velvet Easter Corp.
for those who still believe in love.
まだ愛を信じている、すべての人へ。
- 掲載されている作品の著作権はTomomi ☕️様に帰属します。
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