唇の行方

恋愛詩

唇の行方

出典: snapmart.jp

はしゃいだ月に溺れ
真紅の太陽に染まっていく

そんな君のルージュの色が
残された時を告げる

溶けていく口付けも
全て嘘だなんて言わないで

抱きしめた熱さえ
まだ掌に残っているのに

使い古した言葉だけど
縛られた想いは尽きないよ

けど

思いがけない君の笑顔が
余計に悲しくて


作者: 屑之瀬いら
Twitter: @kuzunoseira

Twitterで見る


  • 掲載されている作品の著作権は屑之瀬いら様に帰属します。

ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

あなたも恋愛詩を投稿してみませんか?

  • 選出された恋愛詩に500円のAmazonギフト券をプレゼント
  • 当サイトにて掲載(著作権はご投稿者様に帰属します)
  • 回数・その他の基準に従い、年に1回、ステージごとに賞金を付与
  • 「たましいのこと」を見つけた方に、3段階の賞金を付与

一かけらの今

312,086 views

あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

プロフィール

relation

about

うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
about

recommend