まだ秋でいて

恋愛詩 両思い切符に涙が落ちる
恋愛詩

まだ秋でいて

出典: snapmart.jp

冬なのに少し暖かい風は
秋を思い出させる
秋なんてあったっけと言う君に
くすりと笑いながら

もうすぐ満ちる月が
薄橙に光っているから
ぱっと見は秋の月で
秋みたいとこぼした

一緒に見上げた月は
多分、冬の月なのだろう

でも君と一緒にこの
秋みたいな冬の空を見ていると
まだここは秋なのかもと
錯覚したいと思った

fin d’un début
ある始まりの終わり

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作者: 弓 リツ
Twitter: @yumi_arc_r

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ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

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一かけらの今

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あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

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うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
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