積乱雲の壊れる音

恋愛詩 両思い切符に涙が落ちる
恋愛詩

積乱雲の壊れる音

出典: snapmart.jp

風の読点から
ヒグラシの声が湧く
吊橋は謀略のように揺れていた
光の礫は容赦なく
ブラウスに突き刺さり引き千切り
白い花のように散らした
18時のサイレンは鳴り続ける
日に焼けた腕にしがみついた
首筋に髪が貼り付いて
痒くてたまらない
腕の中で
積乱雲の壊れる音を聞いていた
もう戻れない


作者: 橘しのぶ(ジョバンニ)
Twitter: @kirainarasatte

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ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

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一かけらの今

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あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

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うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
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