きいてきいて

恋愛詩
「恋愛詩が、光になる」
今日は、ステッセル☆寅太郎様の恋愛詩をお届けします。
à partir du 16 février 2025
一かけらの今 a l’honneur de soutenir
きいてきいて

きいてきいて
さっきまで
僕の人差し指に
座っていたのは
貴女がこしらえた
蝶々だよ
傷付いたささやきは
産声の香り
ただよわせ
夕暮れの風に
消えてゆく
きいてきいて
貴女がくちびるから
出している
血液は
僕が
あたため続けて
いくからね
fin d’un début
ある始まりの終わり
- 掲載されている作品の著作権はステッセル☆寅太郎様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
あなたも恋愛詩を投稿してみませんか?

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