雨の帰路
恋愛詩
雨の帰路
バス停で雨宿り
僕は自転車に跨って
コンビニに用事があるとうそぶいた
バスが来るまで話そうかなんて
ただ君と話がしたいだけの遠回り
濡れた君の黒髪が
時折、車のヘッドライトで艶めく
屋根を打つ雨の音
君のくすくす笑う声
その全ての愛おしさよ
ああ、今が永遠になればいいと
- 掲載されている作品の著作権は 白本竜也 様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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