君を想いはじめた刻
恋愛詩
君を想いはじめた刻
着信音で
目が覚めました
もしもし
あなたの心に
咲いてもいいですか?
それから
自転車を漕いで
登校する僕の後を
こわれそうな鼓動と
きんいろの風が
追いかけてきたのです
あなたの心に
咲いてもいいですか?
金木犀の香る朝
君を想いはじめた刻
◌ 掲載されている作品の著作権は橘しのぶ(ジョバンニ)様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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