蜃気楼

恋愛詩 好きな人に眠れないメール
恋愛詩

蜃気楼

出典: snapmart.jp

波打ち際の砂の踊り

ちゃぷんと
はねて
足を濡らす

わたしは蛤の稚貝(こども)
洗われるたびに砂に潜る

大人になっても
蜃気楼吐いては街を呑み込む

桜の貝の可憐さが
遠い空を染めるけど

糸月のかかる空は切なくて

あなたの声だけ
聞いていたい


作者: あさこ
Twitter: @ajurin0201kayo

Twitterで見る


  • 掲載されている作品の著作権はあさこ様に帰属します。

ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

あなたも恋愛詩を投稿してみませんか?

  • 選出された恋愛詩に500円のAmazonギフト券をプレゼント
  • 当サイトにて掲載(著作権はご投稿者様に帰属します)
  • 回数・その他の基準に従い、年に1回、ステージごとに賞金を付与
  • 「たましいのこと」を見つけた方に、3段階の賞金を付与

一かけらの今

308,255 views

あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

プロフィール

relation

about

うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
about

recommend