忘れもの
恋愛詩
忘れもの
さみしいのは朝だった
半分になった洗濯物をまわす
束の間のバカンスは
瞬く間に過ぎて
歯ブラシも髭剃りも
何一つ忘れずに
昨日は泣かずに
いれたのに
何かひとつ
忘れていってくれたら
すぐにまた会えるのに
蝉が鳴いてる
さみしいのは朝だった
- 掲載されている作品の著作権は仁音(hitone)様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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