恋愛詩 好きな人を忘れる方法がない
恋愛詩

出典: snapmart.jp

かなしみという
しみがぽつんと
たそがれに咲いている
ひたむきな問いかけのように

蚊遣りのけむりが
闇に落書きする
出しそびれた手紙のように

花火の花びらを拾い集めて
日記帳にはさんだ
跡形もなく燃え尽きるように

思いつめ
思いすてた思い
こたえにならない風鈴の唄
線香花火が消えた

fin d’un début
ある始まりの終わり

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作者: 橘しのぶ(ジョバンニ)
Twitter: @kirainarasatte

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ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

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一かけらの今

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あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

プロフィール

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うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
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