この部屋から

恋愛詩 恋愛してる自分の気持ちがわからない
恋愛詩

「恋愛詩が、光になる」
今日は、文雨 伽奈様の恋愛詩をお届けします。
à partir du 14 juillet 2024
一かけらの今 a l’honneur de soutenir

この部屋から

出典: snapmart.jp

この部屋からでも宇宙を眺められるのに
ラムネでできた土星みたいに
骨格が崩れていく君の膿んだ胸の奥まで
触れられず明日を待ってる

カーテンレールをどこまでも拡げたら
土足で上がり込んだ信仰を
守れるように
白い海へ生まれ変わって

LEDを舌下で溶かす
夜空の真似事

fin d’un début
ある始まりの終わり


作者: 文雨 伽奈
X: @colorrain_kana

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  • 掲載されている作品の著作権は文雨 伽奈様に帰属します。

ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

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一かけらの今

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あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

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うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
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