忘れられない夏

恋愛詩 好きな人に眠れないメール
恋愛詩

忘れられない夏

出典: snapmart.jp

去年のスニーカー
履いてみたら靴底に
去年の砂粒が残っていた
隅々まで洗って
しまったはずなのに

波が寄せては返し
立ち尽くしていた
追いかけたりはしなかった
テトラポッドの闇と
遊泳禁止の立札を見つめていた
ペットボトルのお茶は生温かった
スマホは鳴らせっぱなしだった
 
忘れられない夏


作者: 橘しのぶ(ジョバンニ)
Twitter: @kirainarasatte

Twitterで見る


  • 掲載されている作品の著作権は橘しのぶ(ジョバンニ)様に帰属します。

ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

あなたも恋愛詩を投稿してみませんか?

  • 選出された恋愛詩に500円のAmazonギフト券をプレゼント
  • 当サイトにて掲載(著作権はご投稿者様に帰属します)
  • 回数・その他の基準に従い、年に1回、ステージごとに賞金を付与
  • 「たましいのこと」を見つけた方に、3段階の賞金を付与

一かけらの今

309,509 views

あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

プロフィール

relation

about

うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
about

recommend