夏の少年の様に
恋愛詩
夏の少年の様に
この恋を蝶蝶結びして
ずっと抱きしめていたい
君にずっと留まっていて欲しい
会えない日の寂しさは
梅雨よりも不快で
僕を惨めにする
君は自由な蝶なのに
春は過ぎ入道雲に舞って
きらきら鱗粉は恋の粉
ただ見蕩れていたんだ
夏の少年の様に
春は過ぎたのに
春は過ぎたから
- 掲載されている作品の著作権は 七瀬 錨 (Ikari nanase) 様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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