First Bouquet
恋愛詩
First Bouquet
君は持ちたがらなかった
照れながら手渡された最初の花束
ガーベラのように真っ直ぐで
何も要らないと言いたげに葉っぱを置いて
伸びて行く君
これは何度目の花束だろう
花の名前はいっこうに覚えない君だけど
これからも
何度目だろうと最初の君を思い出すよ
- 掲載されている作品の著作権は水木なぎ様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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