恋愛詩集

恋の始まりと、恋の終わり。終わらない始まりと、ある始まりの終わり。
それが恋愛詩集です。
恋が叶っても、恋が叶わなくても、それは世界でたったひとつの物語。
恋する気持ちが終わることはありません。
あなたの勇気が、一かけらの今を、切ない恋の詩を彩ります。

恋を温めていく
恋愛詩集

恋を温めていく

春隣の頃に 君の名前を初めて呼んだ あの喫茶店の前で 桜色の風が吹く そういえば花には音がない 揺れ方やその香り クスクス笑っているみたいだ そんなことを思うたび 早く君の元に駆けていきたくなる ちゃんと私が見た世界を 伝えられるように 何度も言葉を推敲するのに 君の笑顔の前では 無敵にも無力にもなれる

Iとわたしのソクラテス
恋愛詩集

Iとわたし、そしてソクラテス

幼すぎるわたし 未熟で脆い小さな星屑を そっと独りで紡ぐ 泣いて 泣いて コバルトブルーの海がある 小さな世界に 逃げるように飛び込む 誰にも知られないように 秘めて隠すこの心臓 チクリと痛む ねぇ誰か 迷える子羊に 幸せになる道筋を教えて… 知っているよ 興味が無いことくらい わかっているよ 恋や愛をすべて 宝箱の中に語りかけるのも だけど 他に何もいらない Iをください

恋愛詩集|100年たってもあなたを好きな自分でありますように
恋愛詩集

100年たってもあなたを好きな自分でありますように

ただ嬉しくて 涙が流れた あなたが私を忘れて 生きていると知ったとき 私は今、ここにいるよ あの日のあなたを胸に抱いて あなたに2度と会えないのは 幸せなことなんだと思う わたしに2度と会えないことが あなたにとって幸せなことだとしたら 楽しい思い出をありがとう 100年たってもあなたを 好きな自分でありますように