ひととき
恋愛詩
ひととき
風にぶら下がる雲が
千切れて流されて行く
そんな午後は
君とふたり
木陰に逃げ込んだ
そよ風がそっと
君の唇盗み
君は「くすっ」と笑い顔
そよぐ髪も独り占めしたいけど
今はただ見つめていたい
君と僕が透明になり
ひとつに溶け合う
そのひとときを
君と迎えたい
永遠に変わるまで
- 掲載されている作品の著作権は明良 寛様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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