春、別れ

恋愛詩 失恋が辛い
恋愛詩

春、別れ

出典: snapmart.jp

首をもたげた睫毛
弧を描く一雫
泣くのは狡いよね
何も言えない

冬の晴れ間に
二人で笑ったこと
思い出は減らないから
タチが悪い

なびく髪に
春が纏わりつく
選択肢は
花弁の数だけ

あなたを
選ばなかったのは、私

ガタ、ゴトと
走り行く電車の後ろ姿に
小さく『さよなら』を


作者: 藤由
Twitter: @fuji_y0shi

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ここには、「答え」はありません。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。

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一かけらの今

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あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

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うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
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