六月七日
恋愛詩
六月七日
紫陽花は好きじゃない
美しくない。キャベツみたい、
って 彼の横顔
おかしくて 微笑う
キャベツに失礼だよ と思いながら
なんでもないような日の 朝
六月のこと。しあわせ
fin d’un début
ある始まりの終わり
- 掲載されている作品の著作権は戎本ミホ(Miho Ebisumoto)様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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