はるかぜ
恋愛詩
はるかぜ
君の机と私の机の
間には
いつもあの子がいる
窓を開けてもいないのに
吹き抜ける笑い声
先生の声より高く
清らかなその子は
イタズラにノートを落として
君との中を取り持とうとする
その子の名前は
春風
次に吹き抜ける時には
桜の香を連れてくるだろう
- 掲載されている作品の著作権は ウサギと馬 様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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