cofumiさまの切ない恋の詩♡片思いや失恋など名作10選をお届けします!
cofumiさまの恋の詩には、胸が締め付けられるような切なさがあります♡片思いや失恋など、恋に関する詩のセンチメンタリティに圧倒されるでしょう。ぜひみなさまも cofumiさまの恋愛詩の名作が詰まった恋愛詩集を読んで、切ない気持ちややさしい気持ちに浸ってみてくださいね♡
ほどけた糸
二人で編んだ
時間はほどけて
元に戻すことはできない
いつからか
重なる糸が
少しづつ減ってきて
一人で想いを
編み込んでいることに
気づいた時
あなたはもういなかった
信じたくない気持ちが
自分の心を傷つけ
ほどけた糸をただ
クルクルと巻き戻す日々
いつも初恋
突然の
サヨナラは
言葉を奪う
涙の行き先が
見つからない
あなたの袖を
貸してください
五十音
最初の言葉と
最後の言葉
「あ…ん…」
だけですか
何十年
生きてきても
恋はいつも 初恋
百年経っても
いつかまた会えますようにと
あなたの背中に
つぶやいた
きっと
小さなサヨナラは
永遠のサヨナラじゃない
季節は変わっても
私の想いは変わらない
百年経っても
この心はきっと
あなたを探す
君へ
5月のシャクヤク
傘を広げたキミの横顔に
雨粒を見た
何を捨てて何を拾いに行くの
7月の朝顔
日傘で照れた顔を隠す
何度でも言うよ
キミがスキだキミは永遠だよ
9月は金木犀
二人で一つの傘
雨からも日差しからも
真っ白な雪からも
キミを守るよ ずっと
消えない思い出
空っぽの心で
見上げた空
あなたへの想いで
またいっぱいになってしまった
雲に乗せた
忘れたい思い出は
きっと雨となって
私の足元に舞い戻る
あなたとの思い出だけが
巡り巡って
消えない…
Journey in to Chapter II
第2章へ続く
Chapter II
一つの光景
恋♡恋
いつも
この恋が一番だと
思っていた
真っ直ぐあなたを
見れなくて
レース越しに見てた
この淡い想いは
レモンスカッシュの
炭酸の音に
かき消されるほど
恋♡恋
炭酸に溶けてしまうほどの
そんな泡く 淡い恋
距離
私の目に映るのは
いつもあなたの姿
あなたの目には
私よりも5センチ高いところの
風景がいつも映ってる
あなたの幸せを
願ってることは本当
私をみてと
我儘な思いも本当
どんどん好きになってしまう
それなのに
どんどん離れて行ってしまう
まあだだよ
いつも私の目を覗き込んで
『好きだよ』って言うから
ドキドキを隠すのに
前髪を伸ばしてた
『隠れんぼしようよ』って
あなたがボソリと言うから
不安を隠すように
両手で目を隠した
3回目の『まあだだよ』
あなたの声はもう聞こえない
あなたの声はもう聞けないの
大人未満
指先で弾いたのは
ギターの弦じゃなく
あなたが落とした
恋のカケラ
メロディも恋も
途中で終わってしまったの
大人になるために
何度終わりを経験するのかな
花が散るたびに
雲が空を駆けるたびに
季節が変わるたびに
心がヒリヒリするね
19回の好き
風に吹かれてきたのは
涙に濡れた想い出
遊園地の観覧車
一番上で
キスしてくれた
映画の途中で
泣く私の
手を握ってくれた
『愛してる』の言葉は
20回の「好き」と
同じなんだって
あと一度の「好き」が
欲しかった…
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fin d’un début
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