満月
恋愛詩
満月
少しずつ懐かしい
風の匂いがする
気づけば満月が
行く手を照らす
流れる雲が
希望(ひかり)を浴びて
寂しさに
かすかな笑みをくれる
君は僕の手を握り
まだ家に着きたくないと
歩を止めて
やがて雲に隠れる
満月を
いつまでもいつまでも
眺めてた
- 掲載されている作品の著作権はステッセル寅太郎様に帰属します。
ここにあるのは「恋愛詩」です。
「答え」は、あなたの心の中にあります。
あなたと同じ迷いを迷い、
あなたと同じ喜びを喜ぶ。
あなたの心にある「やさしさ」に、
小さな言葉が届きますように。
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