この恋の果て
あなたの笑顔に会うために
あなたの笑顔に会うために
わたしは星を捨てるでしょう
あなたの勇気を知るために
わたしは花を手放すでしょう
あなたの言葉を聞くために
わたしは言葉に別れを告げる
あなたの好きを聞くために
わたしは生さえあきらめます
永遠に痛くて痛くても
いつまでも恋人だなんて
言わないで
いつだって誰かと別れて
泣いてるの
永遠に痛くて痛いことが
きっとある
夢が儚く消えたとしても
あなただけ
あなただけを見ていたい
そう想う夜
あなたと離れて
あなたがそばにいなくても
私はこんなにしあわせ
あなたと聞いた音楽
あなたと観た映画
あなたと見た景色
あなたと感じた空気
また繰り返せばいいの
また思い出せばいいの
だからあなたが必要ないなんて
言いたいわけじゃない
あなたと離れて
どれほど悲しかったか
あなたと離れて
どれほど愛を感じたか
悲しい悲しい悲しい
あなたを好きで
好きで好きで
死にたい
死にたい死にたいなんて
あなたにきっと
叱られちゃうね
あなたはきっと
生きて生きて生きて
どこまでも飛んでいく
希望のような人
暗い暗い暗い
わたしの胸を
叩いて叩いて叩いて
多分気づかないふり
悲しい悲しい悲しい
わたしの恋心を
しおれた花みたいに
励ましてくれる
わたしはただ
悲しく笑う
わたしはただ
消えてしまいたくなる
あなたの夢がどうか叶いますように
あの夜は
とても悲しい夜だった
あなたのバイト先に
顔を見せる理由
考えていた
ぼんやり光る
店の灯りに
たくさん祈りを捧げたの
あなたの夢が
どうか叶いますように
あなたの傍に
彼女が笑っていようとも
Journey in to Chapter II
第2章へ続く
Chapter II
一つの光景
わたしはただの冷たい氷
あなたがもし
ここにいるというのなら
わたしは永遠に
ここにいることにしよう
あなたがもし
どこかへ行くというのなら
わたしはきっと
気が狂いそうになる
あなたがもし
どこかに消えてしまうなら
わたしはただの冷たい氷
氷になってしまうでしょう
風に吹かれても
どれだけ歩いたら
あなたを忘れられるのだろう
どれだけ歩いたら
あなたを見つけられるのだろう
風に吹かれても
あなたを忘れることはない
風に吹かれても
あなたはきっと見つからない
どれだけひざまづけば
あなたの声が聞けるのだろう
どれだけ祈りを捧げたら
あなたの夢になれるのだろう
風に吹かれても
あなたは戻ることはない
風に吹かれても
あなたは遠い空の下
温かい思い出が哀しみに変わる
今日もまた
希望をどこかへ見失い
今日もまた
悲しみが胸に落ちていく
あなたは行ってしまうの
わたしを置いて行ってしまうの
秘密なら
秘密でいいの
どうでもいいのなら
きっとそうなんだと思う
あなたの住む部屋のそばを通って
温かい思い出が哀しみに変わる
あなたの低い声に包まれる
そんな夢を見ていた
また逢う日まで
さよなら、さよなら
バイバイ
そしてありがとう
また逢う日まで
どうか泣かないで
きっといつか
あなたを忘れる日が来ても
もう二度と
後悔なんてしないよ
あなたを想って
涙を流すなんて
あなたを想って
命を捨てるなんて
きっとしないよ
だから安心して
あなたはあなたの
道を進んでください
さよなら、さよなら
バイバイ
そしてありがとう
きっともう
逢わない
この恋の果て
この恋の果ては
昨日の影
さよならだけ
つかまえていた
二人の道
どこへも辿り着けない道
あなたの笑顔
今はただ悲しい
恋を失っても
恋は消えないなんて
fin d’un début
ある始まりの終わり