いまい まり(Mari)さまの恋愛詩集♡悲しくて、やさしい。10の恋の詩
いまい まり(Mari)さまの恋愛詩には、どこか悲しくて、でもやさしい…そんな気持ちがあふれています♡失恋や片想い、切ない告白…ぜひみなさまも いまい まり(Mari)さまの恋愛詩集を読んで、たくさんの気持ちを感じてみてくださいね♡
恋の始まりと、恋の終わり。終わらない始まりと、ある始まりの終わり。
それが恋愛詩集です。
恋が叶っても、恋が叶わなくても、それは世界でたったひとつの物語。
恋する気持ちが終わることはありません。
あなたの勇気が、一かけらの今を、切ない恋の詩を彩ります。
いまい まり(Mari)さまの恋愛詩には、どこか悲しくて、でもやさしい…そんな気持ちがあふれています♡失恋や片想い、切ない告白…ぜひみなさまも いまい まり(Mari)さまの恋愛詩集を読んで、たくさんの気持ちを感じてみてくださいね♡
ある日 心にあの人の場所が出来た それはずっとそこに 焼き付いて 目を閉じても映画を見ても 消えてくれなかった 私が知っているのは 名前と声と いくつかの仕草 それから これが恋だということ 少しずつ焼き付いていく 心の海を小舟が滑り出していく
後ろを見るだけの時間 理由はないの あなたが近くにいた時は あなたが去っていくとは 思わなかった そしてまた悲しみ そしてまた夢 明日のことを思ってる 理由はないの あなたが近くにいた時は 終わりが来るなんてこと 思わなかった そしてまた悲しみ そしてまた夢
あなたがいない日を 思い描いて わたしの 心の中に あなたがいないことを このあたたかい やわらかい部分に あの日の2人の映像が ちらついて 消えてしまいたいけど あなたからもらった あたたかさのほうが 勝ってしまうのは 仕方がないことなのかしら
初恋は真冬の花火 偏西風は海に向かって 凛とした空気の中 あなたの心の輝きが 雪の結晶みたいで わたしのすべてを 奪い去ってしまった
可笑しいよね 君にあこがれるなんて 間違いなく あからさまに不満顔 仕方ないよね 君は透明でパール 変えようもなくて 無性に欲しくなる ダメだよね この手に留めるのは 透明でパールでなくなると 決まってる 可笑しいよね ダメなものほど欲しくなる 生まれ変わったら 君になると決めたんだ
詩人のように愛して どんな難しい口づけも リルケのように熱っぽく 雨情のように大人びて 蟹座の月が見つからなくて 白い夜なら小さくて 窓の外はお天気 地に足をつけたら 天使の街で会いましょう
揺れる電車 隣にあなた 眠たげな顔で 目を閉じたのは 少しでもその肩 触れたかったから 薄目を開けると 逃げ際の夕日 息を飲むような 色彩のダンス ただ眺めていた うつむくほど うららかな春の日
憂鬱な雨 今の私にはちょうどいい 憂鬱な雨 外の世界も泣いているんだ 彼は傘を持って 出かけただろうか どこかで濡れてないだろうか 連絡すればいいのに 勇気のでない 臆病な私 憂鬱な雨 彼は私のこと 気にしてくれてるのだろうか
雪が熔け 誰も彼も 一目散に コートを脱ぎ 駆け出していく 上を向けば ピンクの冠 足元に フリージア また今年も 心を刺すの 小春日和 私はあといくつ ため息を つくのでしょう あなたにはもう 私は 必要ないというのに