言えないよ | 恋愛詩集 by もとし
感謝しても溢れるほどの 優しすぎる僕に『その優しさはどこから?』って最初から優しくできた訳じゃないあなたの優しさも受け取ってるから返そうと思うんだ感謝...
恋の始まりと、恋の終わり。終わらない始まりと、ある始まりの終わり。
それが恋愛詩集です。
恋が叶っても、恋が叶わなくても、それは世界でたったひとつの物語。
恋する気持ちが終わることはありません。
あなたの勇気が、一かけらの今を、切ない恋の詩を彩ります。
感謝しても溢れるほどの 優しすぎる僕に『その優しさはどこから?』って最初から優しくできた訳じゃないあなたの優しさも受け取ってるから返そうと思うんだ感謝...
大海原 パノラマビュー この場所はきっと どこにでもつながっている 凪いでいたってつまらない 荒れていたら恐ろしい でも二人なら 潮風のリズムに体を重ねて 楽しいダンスができるわ いつかたどり着ける日まで どうか この手を離さないで
耳元のオルゴール 枕に頭を落とす布団被ればいつからかどうやったら出来るのか耳元でコチンコチンコチンオルゴールが鳴り出す3回鳴ればアイシテルの合図 今日...
やさしいあなたを 誠実さから 遠ざけたくはないから ガラスの家をつくる 誰にも見えないように ひっそりと内側に 熱情を押し隠して あなたとあの子の 帰り道 わたしだけが知っている 道端の花の誠実さ あなただけが知っている 小さな木の実の鮮やかさ これは自分勝手な絶望 空が落ちてくるほどの
あなたのこと 何も知らないなんて このままじゃ 今よりもっと 知らないあなたが 増えてしまうね
あなたと 一緒になった帰り路 横断歩道の真ん中 シャツの袖口 そっとつかんで 「もう少し一緒にいたい」 何を言っているのだろう 心臓が破裂しそうで 一瞬がこんなにも長く感じるなんて あなたはやさしく微笑む 「また明日」 横断歩道を渡っていく 背中を見送った 横断歩道から横断歩道までの たった100メートル それがここにある わたしのすべて
あなたの影が 伸びていく でもわたしには 届かない いつか願いが叶うのなら あなたの背中に 追いつけるような わたしになりたい あなたの恋人に なれないのなら あなたの指先に あなたのぬくもりに わたしはなりたい あなたに もう2度と 会えないのなら
暑気から逃げるように ブラウン壁画の喫茶店 アイスコーヒーの滴がつたう さくさく甘いクリームケーキ 2人で砂のお城を崩した日 暑い日に暑いね たわいもないやりとりは続く ふわっと 怖いものなんてない気分 ふわっと一瞬 層をなして しあわせへのルート ハミングがメロディーへ 変化するように
あなたが住んだアパートに 来週行ってみませんか いつもの路地を通り過ぎ 夕暮れの中を二人きり この街の匂いと あなたの肩の匂いと わたしはただそれだけで 明日への勇気が持てました 二人が離れた今になっても わたしは希望を捨てられません いつかあなたが笑いながら アパートのドアを開けてくれる気がして
懐かしい香りが ずっと そばにあることを 離れてから 気づいてしまうのだ 私の隣 あなたの隣 そこにあるのは 熱を帯びた何か もう一度 離れてしまえば 気づかされるのだろう 二度とない夜を 過ぎてゆく 私の隣 あなたの隣