胸の中に息づく今日
誰のものでもない今日が来て わたしは胸いっぱいに 息を吸った この苦しさを吐き出すために どのくらいの空気が 必要なのか 誰のものでもない今日はまだ わたしのためのものじゃないから 深呼吸が 架空のあなたを美しくするような 何もない今日を
恋の始まりと、恋の終わり。終わらない始まりと、ある始まりの終わり。
それが恋愛詩集です。
恋が叶っても、恋が叶わなくても、それは世界でたったひとつの物語。
恋する気持ちが終わることはありません。
あなたの勇気が、一かけらの今を、切ない恋の詩を彩ります。
誰のものでもない今日が来て わたしは胸いっぱいに 息を吸った この苦しさを吐き出すために どのくらいの空気が 必要なのか 誰のものでもない今日はまだ わたしのためのものじゃないから 深呼吸が 架空のあなたを美しくするような 何もない今日を
あたりまえに 忘れてしまう わたしたちは この美しく怖い世界で 恋している最中 すべての終始は どうしようもなく現実 色褪せない空の下 なんどでも なんどでも 目が開くような 恋に落ちていく
一途であれば 報われるなんて 科学的根拠も 示されては いないのにね 想い続けて いられるうちが 幸せかもね 顕微鏡で見る世界は 存外 平和なのかもね 細胞という細胞が 破裂したって おかしくないよね 論文なんて 見当たらないけど 大げさに言えば そんな感じ 伝わらないなら 宿題にするね
この恋が終わるなら きっとあなたが さよならと言った 風の強い夕方よりも わたしの紡いだ 愛の言葉が 夜のしじまに 散りゆく運命
わたし一人 涙の朝 枕元に手をのばす 「ひどいこと言ってゴメン」 なぞる指、止めた あなたの恋人になるテスト 最低点だったんだ あなたと彼女の笑い声 うらやましくて こんなことになった だからもういいの 涙を拭いて わたしの朝
わたしと別れてあなたは 新しい恋を見つけたと聞いたわ 悲しみに暮れるわたしは 嬉しくて笑ったの 本当によかった わたしを忘れてくれること ただ幸せだった 思い出してもくれないこと きっとこれからは さよならをするために生まれた 生きていくなら 幸せにならなきゃ さよならをするためにわたしは 大事なものを失って すごく幸せ さよならをするために そのために在る
本当は きっとあなたとの出会い 偶然じゃないと思う 新しいわたしを 教えてくれたから わたしには きっとあなたとの出会い 運命だったと思う 曖昧な思い込み もう隣に あなたはいないけれど あなたも そう思ってくれていたら なんて 想像してみるけど あの曲がり角の先に こんな道があったこと あの時は 知らなかった
風 あなたへの想いに対して急に自信が無くなった。 心の中がざわざわしてこのままでいいのかと不安になる。 でもあなたの笑顔を見るとそんな思いはどこかへ消...
大人になったの わたし 大人になったの だから あなたのことを願うの ただ 笑っていてほしいって ただ 幸せになってほしいって 例えそれが わたしとじゃなくても
わたしの背伸び わからないでしょ あなたには 大人びて見せる なんでもないように 3歩くらい大人なあなたに 縮まらない歩幅 手を伸ばしても 空を掴むだけ わたしだけでは足りない いつかと期待してはいけないだろうか 差し出される手を