サヨナラの前に、未来の話をしよう
慈しむように時を重ねても 近づく瞬間を 遠ざけることはできない 積み重なる悲しみと不安に これ以上は抱えられないと 目を背け続けたわたし 痛みを伴う争いを いつも無意識に避けてきた君 泣くのはいつだってできる 待ち受ける痛みや苦しさは 何をどうしても軽くなんてできない だから 未来の話をしようよ その先に光を見出そうよ 再び交差できると希望を抱こうよ 二度と運命は重ならなくても 君とわたし 過ごした日々は正しかったと 確かに言えるように “今”に押しつぶされないように 未来の話をしようよ