雨と虹のストーブ
心の果てに雨が降る 恋に震えるカナリアは 迷子になって泣くでしょう いえいえそれは蜃気楼 象牙の涙は十月十夜 あのひと気づいているかしら わたしの心は気まぐれで 四も五もいらず 散りゆくことを
心の果てに雨が降る 恋に震えるカナリアは 迷子になって泣くでしょう いえいえそれは蜃気楼 象牙の涙は十月十夜 あのひと気づいているかしら わたしの心は気まぐれで 四も五もいらず 散りゆくことを
伏し目がちな横顔 ふわりと香る洗い立てのシャツ 遠くで鳴る始業ベル 木々のざわめきに抱かれ 世界の音が消える 数えきれぬ旅立ちに あなたとふたりきり ただ空の中だけでは どうか優しいぬくもりを どうかこのまま伝えてね 夜に願うのは 穏やかな余韻 朝には笑えるように 少しだけ踏み出せるように
誰のものでもない今日が来て わたしは胸いっぱいに 息を吸った この苦しさを吐き出すために どのくらいの空気が 必要なのか 誰のものでもない今日はまだ わたしのためのものじゃないから 深呼吸が 架空のあなたを美しくするような 何もない今日を
cofumi(こふみ)さまの恋愛詩が「彼と彼女のソネット」に30回掲載されました♡cofumi(こふみ)さまの恋の詩には、切なさと希望が流れています。ぜひcofumi(こふみ)さまの恋の詩を読んで、それぞれの思いと重ねていただければと思います!
星が 眠り始めるころ わたしは おぼろげな夢を見る もうすぐ迫る 暁紅は 鋭い光で まぶたを叩くだろう だけどもう少しだけ 待っていて 今はまだ あの人との思い出が 残っているから たとえそれが 朝には消える 運命だとしても
わたしの目に映る 冷たい景色 後悔が胸を刺す 記憶も約束も 不確かなまま 波にさらわれて 恋心は 月の港を漂う 運命だった ぜんぶぜんぶ インディゴブルーに 消えていく 逃げるように 隠れるように 愛されたいの わたしは あなたを愛して この水の底に 沈んでもいいの
賑やかな運動場 帰り道に公園 最寄駅のコンビニ ありきたりな風景に あなたをみつけた事 きっとずっと覚えてる 大人になって 過ぎ去った時間 アルバムにしまっても わたしの心は憶えてる
過ぎさった かけがえのない日々 思えば涙 愛しさを込めた微笑み 何よりも特別な言葉 薬指に愛の誓い 全部 全部 夢にみるほど欲しがった わたしのものじゃない それでももういい かけがえのない日々 沢山もらった 戸惑いと喜び 重ねてきた年月 飽和することなく 大好きなあなたを 想えば涙