恋のように泡の中で

恋愛詩集

雨の日の恋心

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雨の音


わたしをもっと綺麗にしてね


髪もメイクも


いつもより頑張るから


窓の外


こんぺいとうみたいに


キラキラ


キラキラ


あのバス停に君はいるかな

指先から愛を

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目に映る指先の色が


あの子と一緒だから


少しだけ色を変えてみたの


それはきっと


わたし色


小さな子どもの口紅みたい


クスッとしちゃう指先に


ありったけの愛


あなたの見ている色の中


わたしの色は映りますか

虹を超えて

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2人を繋ぐものが


この空だけなら


わたしの想い膨らませて


ひとつじゃきっと


たりないから


たくさんの


色とりどりの風船になって


どこまでも続く青が


カラフルになるくらいたくさん


あなたに送るよ


虹を超えて


その先のあなたへ

精一杯の甘え

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いつも一緒に


笑って


泣いて


怒って


そして笑って


そんなときは


とびきり甘いラテで


あなたの目があの子に向いたら


甘いラテにチョコレートを添えて


苦いって顔をしかめるから


もう一度わたしを見てね


いつもこっそり


バックにいれてるブラックチョコ


わたしはこれが精一杯なの

強くて綺麗

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強いねって


強くて綺麗って


優しく笑ったあなたの顔を


ずっと覚えておきたいから


溢れた涙に閉じ込めて


この砂浜に埋めておいたの


今はもうここにいないあなたに


またあの笑顔に会えるように


ここからわたしは強くなるよ

知りたくなって
話したくなって
触れたくなって
でもただ見ているだけで
風に乗って届くあなたの香り
何年たっても忘れない
どこからか香るシトラスの香りに
今日もあなたを思い出す

Journey in to Chapter II
第2章へ続く

Chapter II
一つの光景

紙飛行機

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いつまでもそこにいるから


忘れることができないから


この気持ちを手紙にのせて


大空高く飛ばしてみるの


風にのって飛んでいけ


どこまでも


どこまでも


落ちていくその時まで


また笑って


あなたに会えるその日まで

小さなピース

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ありがとうの優しさと


ごめんなさいの誠実さ


おはようの明るさと


さようならの少しの寂しさ


一つひとつの小さなピース


毎日毎日集めたら


大きな大きなハートになった


光り輝いていたわたしの世界


わたしは恋におちていました

わたしはここだよ

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曇った窓のむこうは


いつもより眩しくて


たくさんの色で飾られた大きな木も


いつもより輝いている


真っ白な景色にのみこまれないように


わたしはここだよって


言っているみたい


わたしと一緒だね


負けないように着飾ったわたし


どうか気づいて


わたしはここだよ

ちぐはぐな約束

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ねぇ覚えてる


あなたが出した左手の小指と


わたしが出した右手の小指の


ちょっぴりちぐはぐなあの約束


ここから見えるきらめく青


太陽の光が反射して


今もキラキラしているよ


窓を開けると香るこの匂い


まるであなたが来たみたい


思い出してほしいのと


もう忘れてほしいのと


どっちも本当でどっちも嘘


それでも大切なわたしの約束

ひとりごと

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この恋が終わるなら


きっとあなたが


さよならと言った


風の強い夕方よりも


わたしの紡いだ


愛の言葉が


夜のしじまに


散りゆく運命





fin d’un début
ある始まりの終わり

一かけらの今

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あなたに告白するのは きっと 恋の終わり あなたをあきらめることは きっと 恋の始まり 思い出だけ それでいいの いつかは今が コワくなるから

プロフィール

relation

about

うれしいって本当は、悲しくてつらいこと

かなしいって本当は、やさしくてあたたかい

小さなバラの雨が、今日も明日も降って

心は涙になる
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