お城とモノクローム
暑気から逃げるように ブラウン壁画の喫茶店 アイスコーヒーの滴がつたう さくさく甘いクリームケーキ 2人で砂のお城を崩した日 暑い日に暑いね たわいもないやりとりは続く ふわっと 怖いものなんてない気分 ふわっと一瞬 層をなして しあわせへのルート ハミングがメロディーへ 変化するように
恋の始まりと、恋の終わり。終わらない始まりと、ある始まりの終わり。
それが恋愛詩集です。
恋が叶っても、恋が叶わなくても、それは世界でたったひとつの物語。
恋する気持ちが終わることはありません。
あなたの勇気が、一かけらの今を、切ない恋の詩を彩ります。
暑気から逃げるように ブラウン壁画の喫茶店 アイスコーヒーの滴がつたう さくさく甘いクリームケーキ 2人で砂のお城を崩した日 暑い日に暑いね たわいもないやりとりは続く ふわっと 怖いものなんてない気分 ふわっと一瞬 層をなして しあわせへのルート ハミングがメロディーへ 変化するように
cofumiさまの恋愛詩には、胸が締め付けられるような切なさがあります♡ぜひみなさまも cofumiさまの恋愛詩集を読んで切ない気持ちややさしい気持ちに浸ってみてくださいね♡
言葉に出来ない 僕の弱さを見せてしまえる そんな君の存在が僕を僕のままでいさせてくれる ありがとうでは足りない大好きでは足りない 君への想いの言葉が見...
あなたと 一緒になった帰り路 横断歩道の真ん中 シャツの袖口 そっとつかんで 「もう少し一緒にいたい」 何を言っているのだろう 心臓が破裂しそうで 一瞬がこんなにも長く感じるなんて あなたはやさしく微笑む 「また明日」 横断歩道を渡っていく 背中を見送った 横断歩道から横断歩道までの たった100メートル それがここにある わたしのすべて
きっかけ 理由 確かにあったそれは 影も欠片も見つけられなくて 思い付きではないはずのそれは 深い思考のさなかに するりと舞い込んで 認識した同時に とてもとても 素敵なことだと存在感を露わに 大人と言い切れない人生至上で 予測できなかった あり得ない最高の選択 どうしても君に知って欲しかった どうしても君に伝えたかった
北風のように出会い 太陽のように別れた 突風のように連れ去られ 春日のように静かで 明日からの地図は まだ白紙のまま ここからどこへ 進めばいいの どこまでも 吹き付ける風 どこまでも 消えない光 夜に隠れる道すじを ひっそりと 地図に描いた あなたはもういないのに
あのころ またいつか 会えると信じていた 今はもう 永遠に 会えないと知ってる あなたの腕の中 ひとつになった さよならはしなかった あなたはいつまでも わたしの胸の中 あなたはいつまでも わたしの胸の中
耳元のオルゴール 枕に頭を落とす布団被ればいつからかどうやったら出来るのか耳元でコチンコチンコチンオルゴールが鳴り出す3回鳴ればアイシテルの合図 今日...
どうせ私からは言い出せない 癪にさわるけどその通り だから思い知らせてあげる その気になれば サロメのように すべてを奪い去ってもいい 泣き言なんて 聞いてあげないんだから 強気な言葉は でも絶対に口にしない 5分後には どうせ小さくしぼむのだから
きみは春風 きみは春風きみが笑えば心の汚れた残雪もとけ出し きみが怒れば心に降る雨のにおいも変わり きみが泣けば心でふるえる蕾もひらき きみと笑えば心...