この花が旅立つ頃
あぁ なんでこんな気持ちに なるんだろう ねぇ なんでこんな気持ちに させたいの? あなたもわたしの気持ちに 気づいているよね 見上げるほど高い背 切れ長の細い目 腕まくりをした時にのぞく 太い腕 どれもわたしの 友だちにはないところ 低い声で名前を呼ばれると 心臓がドクンと音を立てる きっと 受け取ってもらえる日は来ない この花が旅立つ頃には わたしの気持ちも 見えなくなって しまうのでしょうか
あぁ なんでこんな気持ちに なるんだろう ねぇ なんでこんな気持ちに させたいの? あなたもわたしの気持ちに 気づいているよね 見上げるほど高い背 切れ長の細い目 腕まくりをした時にのぞく 太い腕 どれもわたしの 友だちにはないところ 低い声で名前を呼ばれると 心臓がドクンと音を立てる きっと 受け取ってもらえる日は来ない この花が旅立つ頃には わたしの気持ちも 見えなくなって しまうのでしょうか
冬にはもうあなたがいた 年が明けても隣にいたし 桜が咲いてもここにいる 私1人だった頃の日常を もう思い出せなくて いくばくかの不安だなんて 贅沢な悩み 笑っちゃうくらい 弱くなったよね
夢の中なら飛べるって 教えてくれた人がいたの 試してみたくて夜を待って ベッドの中を泳いだ あの日にも見たビルの上 夕焼けだったことに今日気づいた 羽を生やそうとしたけど やっぱり落ちて 胸がドキドキして目が覚めた ままならないままの私だけど 今はそれも楽しい 「だめだった」って メッセージを送った 天使と泣き笑いの絵文字を並べて
a long waltz 長い冬を君と過ごす君と一緒に春を待とう春は一瞬で過ぎてゆくけど二人で待ってる時間がいいね 長い夏を君と過ごす君と一緒に海へ行...
詩人のように愛して どんな難しい口づけも リルケのように熱っぽく 雨情のように大人びて 蟹座の月が見つからなくて 白い夜なら小さくて 窓の外はお天気 地に足をつけたら 天使の街で会いましょう
幼すぎるわたし 未熟で脆い小さな星屑を そっと独りで紡ぐ 泣いて 泣いて コバルトブルーの海がある 小さな世界に 逃げるように飛び込む 誰にも知られないように 秘めて隠すこの心臓 チクリと痛む ねぇ誰か 迷える子羊に 幸せになる道筋を教えて… 知っているよ 興味が無いことくらい わかっているよ 恋や愛をすべて 宝箱の中に語りかけるのも だけど 他に何もいらない Iをください
オレンジに煌めく空 恨むように見つめて あなたの足音を思い出す 期待をはらんだ軽快さ 踏まれて弾かれる小石 聞き逃したことは 一度もなかったはずなのに 思い出は音から消えていく 聞こえない足音に 今日も耳をすませる
まぶたの上に手をかざして 地平線を見やれば 海のようにさざめく 広大な麦畑 サンダルを脱いで 時計を外して あなたの手だけを 大切に握りしめる 目が合えば微笑むこと 手を握れば温かいこと それだけのことが こんなにも胸を打つなんて 教えてくれたのは 隣で優しく笑うひと
一途であれば 報われるなんて 科学的根拠も 示されては いないのにね 想い続けて いられるうちが 幸せかもね 顕微鏡で見る世界は 存外 平和なのかもね 細胞という細胞が 破裂したって おかしくないよね 論文なんて 見当たらないけど 大げさに言えば そんな感じ 伝わらないなら 宿題にするね
あなたがくれたもの あたたかな風に舞う はかない花びら 一面の黄色に ほころぶ微笑み 分厚いコートを脱いだ リネンのワンピース はじめて手に入れた ティファニーのときめき あなたがくれたもの 忘れ去った記憶の残像 寄せては返す 月下のさざなみ 縮まることのない 彼方の願い 悲しみをたたえた ウツボカヅラ