悲しみをたたえた世界
あなたがくれたもの あたたかな風に舞う はかない花びら 一面の黄色に ほころぶ微笑み 分厚いコートを脱いだ リネンのワンピース はじめて手に入れた ティファニーのときめき あなたがくれたもの 忘れ去った記憶の残像 寄せては返す 月下のさざなみ 縮まることのない 彼方の願い 悲しみをたたえた ウツボカヅラ
あなたがくれたもの あたたかな風に舞う はかない花びら 一面の黄色に ほころぶ微笑み 分厚いコートを脱いだ リネンのワンピース はじめて手に入れた ティファニーのときめき あなたがくれたもの 忘れ去った記憶の残像 寄せては返す 月下のさざなみ 縮まることのない 彼方の願い 悲しみをたたえた ウツボカヅラ
詩人のように愛して どんな難しい口づけも リルケのように熱っぽく 雨情のように大人びて 蟹座の月が見つからなくて 白い夜なら小さくて 窓の外はお天気 地に足をつけたら 天使の街で会いましょう
モロハノツルギ 何も言わないから何も聞かないけど あなたの心が疲れてるのはなんとなく分かる 甘えてくるのは抱きしめて欲しいから 声を聞きたがるのは寂し...
骨の髄まで 愛されました 皮になるまで 愛しました それでよかった よかったと 割り切れるほど 愛し愛され 曖昧になりました 夜な夜な 魚を宿しながら 獣になる ふたり 身を失くして もう食べるところも ありはしないよ ごちそうさま
耳 ブルーハーツを聞いた耳にボブディランを聞いた耳に優しい魔法をささやいてくれたはちみつのように甘い声で冬を忘れていった彼女と夏を思い出した僕愛ってこ...
さようなら 別れの言葉を 云えるのは 幸せなことだって わかったつもりでいたけれど このまま さようなら 本当に幸せかなんて わからないままなんだ ていねいに ていねいに包まれた わたしの想いは 綺麗な形を遺したまま あなたには 届けない 届けてやるもんか
あの日から、ずっと好きです じっと見つめていたい あなたの横顔 その肌のきらめきを じっと聞いていたい あなたの声 そのメロディを あなたと目が合う 私はあわててうつむく 微笑みを残しながら
暑気から逃げるように ブラウン壁画の喫茶店 アイスコーヒーの滴がつたう さくさく甘いクリームケーキ 2人で砂のお城を崩した日 暑い日に暑いね たわいもないやりとりは続く ふわっと 怖いものなんてない気分 ふわっと一瞬 層をなして しあわせへのルート ハミングがメロディーへ 変化するように
あぁ なんでこんな気持ちに なるんだろう ねぇ なんでこんな気持ちに させたいの? あなたもわたしの気持ちに 気づいているよね 見上げるほど高い背 切れ長の細い目 腕まくりをした時にのぞく 太い腕 どれもわたしの 友だちにはないところ 低い声で名前を呼ばれると 心臓がドクンと音を立てる きっと 受け取ってもらえる日は来ない この花が旅立つ頃には わたしの気持ちも 見えなくなって しまうのでしょうか
あなた あなたが私にくれるもの太陽と月と星穏やかな眠り涼やかな目覚め あなたが私にくれるもの鼻先に吹く一番の風いつもそばにあるのに気づけないもの いつ...