ピアニストは追憶を奏でる
おそろいの腕時計 秒針が鼓動のように 動くから あなたがここにいる 1000 キロメートル離れていても 秒針が声のように 震えるから あなたを感じる
おそろいの腕時計 秒針が鼓動のように 動くから あなたがここにいる 1000 キロメートル離れていても 秒針が声のように 震えるから あなたを感じる
君と生きていく 虹色の涙と喜びの詩まだ聞こえないのは未来が奏でる音 同調する同情は心情を新調し夢を響かせ空に浮かべた 滲むのはロマン深い深い慈愛を望む...
まぶたの上に手をかざして 地平線を見やれば 海のようにさざめく 広大な麦畑 サンダルを脱いで 時計を外して あなたの手だけを 大切に握りしめる 目が合えば微笑むこと 手を握れば温かいこと それだけのことが こんなにも胸を打つなんて 教えてくれたのは 隣で優しく笑うひと
ある日 心にあの人の場所が出来た それはずっとそこに 焼き付いて 目を閉じても映画を見ても 消えてくれなかった 私が知っているのは 名前と声と いくつかの仕草 それから これが恋だということ 少しずつ焼き付いていく 心の海を小舟が滑り出していく
抜け殻の転がる 冷めたベッドで あなたの面影を追う ピンク色の蝶 グリーンの金魚 太陽はモノクロ 叶わないことばかり 思い出の中の あなたに笑いかける なにもかも もう遅いけれど
あなたがいない日を 思い描いて わたしの 心の中に あなたがいないことを このあたたかい やわらかい部分に あの日の2人の映像が ちらついて 消えてしまいたいけど あなたからもらった あたたかさのほうが 勝ってしまうのは 仕方がないことなのかしら
さようなら 別れの言葉を 云えるのは 幸せなことだって わかったつもりでいたけれど このまま さようなら 本当に幸せかなんて わからないままなんだ ていねいに ていねいに包まれた わたしの想いは 綺麗な形を遺したまま あなたには 届けない 届けてやるもんか
思い出は いつになったら痛くなくなるの? 星でさえ 永遠ではいられないの? そんなことを思いながら 朝焼けを1人歩いた 空はグラデーションに染まって ひとつの色では いられないみたいだった 朝になるのは簡単なことではないね きっと毎日空は 痛みを伴って変身しているんだろう
オレンジに煌めく空 恨むように見つめて あなたの足音を思い出す 期待をはらんだ軽快さ 踏まれて弾かれる小石 聞き逃したことは 一度もなかったはずなのに 思い出は音から消えていく 聞こえない足音に 今日も耳をすませる
きっかけ 理由 確かにあったそれは 影も欠片も見つけられなくて 思い付きではないはずのそれは 深い思考のさなかに するりと舞い込んで 認識した同時に とてもとても 素敵なことだと存在感を露わに 大人と言い切れない人生至上で 予測できなかった あり得ない最高の選択 どうしても君に知って欲しかった どうしても君に伝えたかった